椿三十郎・織田裕二、“血判状”で男泣き

 　俳優の織田裕二が20日（木）、都内で主演映画『椿三十郎』のヒットを記念した舞台挨拶に登場。クランクアップ時に全スタッフの著名入りの血判状を贈られ、男泣きしたことを暴露された。

　巨匠・黒澤明監督と主演・三船敏郎コンビの不朽の名作をリメイクした本作で、主人公の椿三十郎を演じた織田は「大きな作品だったとじわじわ感じてきています」と感慨深げに挨拶。

　共に登壇した森田監督は、クランクアップの際に織田へスタッフ総勢74名の署名が入った血判状を贈ったエピソードを披露し、「織田君を泣かせました。現場では泣いてたんです」とニンマリ。そして、テレビ番組で織田が「血判状は使い道がない」とこぼしていた事に触れ“私の名は椿三十郎です”と書いた扇子を改めてプレゼントするなど、懐の深さを見せつけつつ、織田を喜ばせた。

　また、この日の舞台挨拶には若侍役のイケメン俳優8人も駆けつけ、その中の1人・林剛史が「みんなで台本の読み合わせをしていたら、織田さんが『俺も入れてよ』って入ってきてくれて、空き時間も一緒に芝居ができて嬉しかったです」と話すと、織田は「本当のこと言えよ」と大照れで突っ込んでいた。